映画『エクストリーム・ジョブ』のあらすじ
昼夜問わず走り回るが、実績は最低で解体の危機を迎える麻薬捜査班。リーダー・コ班長は国際犯罪組織の情報を掴み、チャン刑事ら4人のメンバーと共に張り込み捜査を開始する。捜査班は組織を監視するため、彼らのアジト前でチキン店を偽装営業し始めるが…。
参照:U-NEXT
制作(公開年) | 2019年 |
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上映時間 | 111分 |
監督 | イ・ビョンホン |
主演・キャスト | コ班長:リュ・スンリョン チャン刑事:イ・ハニ マ刑事:チン・ソンギュ ヨンホ:イ・ドンフィ ジェフン:コンミョン イ・ムベ:シン・ハギュン テッド・チャン:オ・ジョンセ |
主演キャスト「リュ・スンリョン」映画一覧
- 『7級公務員』(2009)
- 『熱血男児』(2006)
- 『シークレット』(2009)
- 『王になった男』(2012)
- 『花、香る歌』(2015)
『エクストリーム・ジョブ』で主演を演じたのは、1970年11月29日生まれの俳優、リュ・スンヨンです。演劇俳優として下積み時代を過ごし、2004年公開の『小さな恋のステップ』でスクリーンデビューを果たします。『神弓 KAMIYUMI』(2011)で青龍映画賞の助演男優賞を受賞し、俳優としての演技力を評価されるようになりました。
映画『エクストリーム・ジョブ』に併せて観たい映画一覧
- 『サニー 永遠の仲間たち』
- 『7番房の奇跡』
- 『スウィング・キッズ』
- 『レッドカーペット』
- 『僕の中のあいつ』
『エクストリーム・ジョブ』のような(ジャンル)映画を観たい時におすすめの映画5本を厳選しています。
『エクストリーム・ジョブ』のような韓国発のコメディ映画を5本紹介します。韓国映画の特徴として、感動する作品やシリアスな作品でも適度にユーモアを挟んだ言動が描かれています。ゆえに、どんなジャンルの作品にも「コメディ要素」が盛り込まれているのです。邦画やハリウッド映画でも、コメディ映画は数多く制作されていますが、韓国で制作されるコメディ映画は一味違います。文化を感じられる特有のユーモアが炸裂していて、他の国が制作する映画では見られない角度で楽しむことができるでしょう。
『エクストリーム・ジョブ』を観た感想
・韓国のカリカリチキンが食べたくなる
『エクストリーム・ジョブ』は、潜入捜査を成功させるためにチキン店を始めるのですが、とにかくチキンが美味しそうで、見ているだけで韓国に行って本場のチキンが食べたくなります。まさに食テロ映画でした。チキン屋の営業を始めると言ったものの、いまいち営業方法を理解しておらず、丸ごとチキンをフライにしたり、丸焦げにして失敗したり、チキン屋を始めるまでの様子を見ているだけで楽しいです。仲間内でワイワイやりながらなんとか形になったと思われたチキン屋は予想に反して大盛況で、主人公たちは、潜入をやめてチキン屋に専念しようかと本気で考え始めるので笑いが止まりませんでした。
・ださかっこいい主人公が大活躍
韓国に蔓延る国際犯罪組織を撲滅するために精を出すクライム映画ときけば、主人公は正義感が強くて堅物なイメージをするかもしれません。しかし、『エクストリーム・ジョブ』の主人公は、犯人を検挙しようと雑多なビルに突撃する様子からダサいオーラ全開です。冒頭から、「あれ?この刑事大丈夫?」と心配になります。しまいには、犯人から「かっこよく登場できないの?」と突っ込まれてしまうほどです。頼りない存在に見えますが、実は格闘技で全国チャンピオンになっていたり、銃撃や襲撃に遭っても不死身であったり、無双設定が盛りだくさんです。次々と現れる敵に、攻撃されながらも反撃していく様子は、徐々にクセになっていくことでしょう。終わる頃には、全員好きになっている、そんな魅力満点なキャラクターたちの活躍に注目です。
・ただのコメディで終わらない
『エクストリーム・ジョブ』は、コメディ要素の強い作品として注目されていますが、ただ笑いに走っているのではありません。敵と対峙するときは、ダサい要素は残りつつも、しっかりとコテンパンにやっつけるので、徐々にかっこよく見えてくるのです。徐々に主人公たちの前に現れる敵は、人数が増えて強さのレベルも上がっていくのですが、ここぞという時に戦闘能力にギアをあげてくれるので、見ていて爽快です。特にクライマックスは、「よくやった!」「かっこいいなー」と脱帽してしまうこと間違いなし。ユーモアと強さで敵をどのように成敗していくのかお見逃しなく。
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