「哭声 / コクソン」韓流動画が視聴可能な配信サービス

哭声 / コクソン
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映画『哭声 / コクソン』のあらすじ

平和な村に得体の知れないよそ者が住み着く。その男についての謎めいたうわさが広がる中、村で連続殺人事件が発生。殺人を犯した村人には共通の症状があった。事件を担当する警官のジョングはある日、自分の娘に殺人者たちと同じ湿疹があることに気付き…。

制作(公開年) 2016年
上映時間 156分
監督 ナ・ホンジン
主演・キャスト ジョング:クァク・ドウォン
イルグァン:ファン・ジョンミン
山の中の男:國村隼
ムミョン:チョン・ウヒウヒ

主演キャスト「クァク・ドウォン」映画一覧

  • ● 『ザ・メイヤー 特別市民』(2017)
  • ● 『ベルリンファイル』(2013)
  • ● 『KCIA 南山の部長たち』(2020)
  • ● 『弁護人』(2013)
  • ● 『ある会社員』(2012)

『哭声 / コクソン』の主演は、1974年5月17日生まれの俳優、クァク・ドウォンです。クァク・ドウォンは、大役軍人で足に障害を負った父と肢体不満足な母の元に生まれ、高校卒業後に演技の道に進みます。プライベートでは、『哭声 / コクソン』で夫婦役を演じたチャン・ソヨンと結婚しました。俳優として着実にキャリアを積んでいき、今では韓国人でクァク・ドウォンを知らない人はいないほどの知名度まで上り詰めました。日本人でも、韓国映画をよくみる人であれば、名前を知らなくても顔だけ見たことがあるという方もいるのではないでしょうか。

映画『哭声 / コクソン』に併せて観たい映画一覧

  • ● 『パラサイト 半地下の家族』
  • ● 『殺人鬼から逃げる夜』
  • ● 『悪人伝』
  • ● 『#生きている』
  • ● 『SEOBOK/ソボク』

『哭声 / コクソン』のような(ジャンル)映画を観たい時におすすめの映画5本を厳選しています。

『哭声 / コクソン』のような韓国発のホラー要素のあるサスペンス映画を見たい方におすすめの5本を紹介します。韓国映画は、ホラー映画でグロ演出が容赦無く、思わず目を背けてしまうようなむごさを全面的に描きます。映画で非現実的な体験をしたい時や刺激が欲しい時にはもってこいです。血飛沫だけでグロさを演じるのではなく、恐怖に怯えるキャラクターや、音響などで演出します。作品ごとに異なるアプローチで視聴者を恐怖に陥れているので、比較しながら楽しむこともできるでしょう。

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『哭声 / コクソン』を観た感想

哭声 / コクソン

出典元:(C)2016 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION

・日本人が元凶?

『哭声 / コクソン』では、國村隼演じる山の中の男がキーパーソンとなります。殺人事件が勃発する韓国の村では、不可解な事件が続くことに村人たちの不安を煽ります。殺人現場では、ゾンビのような見た目をして、ひどく肌が爛れ、両腕を手錠で繋がれている犯人らしき男がいます。奇妙すぎる殺人を犯した村人には、それぞれ共通点があるのですが、ソレら全てに関わっているのが山の中の男ではないかと噂されるようになるのです。フンドシを身に付けただけでほぼ全裸姿で、野生の鹿を生で齧り付いていたなどとさまざまな噂が村人の間で流れ始めます。

日本から来た得体の知れない謎の男の正体とは何なのか。國村隼が実際にスクリーンに登場する時間は多くないのですが、それでも村人と視聴者の注意を惹きつける存在でした。

・信仰の恐ろしさが描かれている

『哭声 / コクソン』は、奇妙な殺人事件の真相に迫るサスペンス映画として紹介されていますが、カルト要素やホラー要素も色濃く反映されています。予告動画でもシャーマンのような儀式をしているシーンが描かれていますが、宗教を超えた「カルト」っぽさが全面に描かれていました。日本は宗教に馴染みのない国民が多いですが、韓国国内では70%ほどがキリスト教信者であると言われています。日本よりも宗教が身近である韓国だからこそ、描ける内容だったのかも知れません。心に安らぎを与えて、人を愛するために存在する宗教が
度を越えると人の心を支配して、精神的に追い詰めるものへと変貌する恐怖感を与えるものだということが伝わりました。

・ラスト40分に見応えがある

『哭声 / コクソン』は、何が真実で、何を信じれば良いか分からなくなるほどストーリーや人間関係が複雑に交錯しています。ラスト40分は、複雑に交錯したものが徐々に紐解け、真相にたどり着いていくのですがなんとも言えない気持ちに包まれるクライマックスでした。もともと、「疑え。惑わされるな。」がキャッチコピーのため、ありとあらゆる場面で、怪しい言動や人物に注目しているつもりでしたが、恐怖や疑念が多くて困惑します。

見る人によって解釈が異なる結末になっているので、考察しがいのある作品が好きな方におすすめです。

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