『ソウル・ステーション・パンデミック』映画のあらすじ
一緒に暮らす恋人のキウンとケンカし、夜のソウルの街をひとりさまようヘスン。その頃、ソウル駅では息絶えた血まみれのホームレスが生き返り、人を襲い始めた。襲われた人がゾンビとなり、、さらに人を襲っていく恐怖の連鎖が巻き起こり、ゾンビウィルスによるパンデミックの発生を知ったキウンは、ヘスンの父と名乗る男とへスンを探す。
参照:映画.com
制作(公開年) | 2017年 |
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上映時間 | 92分 |
監督 | ヨン・サンホ |
主演・キャスト | ヘスン:シム・ウンギョン キウン:イ・ジュン ヘスンの父親:リュ・スンリョン |
主演キャスト「シム・ウンギョン」映画一覧
- 『今日よりもっと!!』(2016)
- 『群衆領域』(2021)
- 『ブルーアワーにぶっ飛ばす』(2019)
- 『サニー 永遠の仲間たち』(2011)
- 『怪しい彼女』(2014)
『ソウル・ステーション・パンデミック』の主人公、ヘスンを演じたのは、1994年5月31日生まれのシム・ウンギョンです。シム・ウンギョンは、『ファン・ジニ』(2006)や『サニー 永遠の仲間たち』(2011)など日本で大ヒットを記録したドラマや映画に出演した経歴を持っています。2019年からは日本での活動を始めて、『ブルーアワーにぶっ飛ばす』『架空OL日記』『新聞記者』などに出演。第43回日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞を受賞した経歴もあり、今後の活躍に目が離せない女優さんです。
映画『ソウル・ステーション・パンデミック』に併せて観たい映画一覧
- 『新感染 ファイナル・エクスプレス』
- 『新感染半島 ファイナル・ステージ』
- 『#生きている』
- 『感染家族』
- 『王宮の夜鬼』
『ソウル・ステーション・パンデミック』のようなゾンビが登場する韓国映画を5本紹介します。ゾンビ映画は、突如謎のウイルスによる感染拡大によって人間が暴徒化する世紀末を描いたストーリーです。なぜウイルスが発生するのか、感染するとどのような症状が出るのか、ゾンビ化した人たちの特徴、ウイルスの撲滅方法は作品によって異なります。また、ゾンビの設定も多種多様なため、それぞれの世界観が確立されていて楽しめるでしょう。
『新感染 ファイナル・エクスプレス』の前日譚として『ソウル・ステーション・パンデミック』が描かれているため、本作をみた後に視聴するとストーリーが繋がります。さらに、続編『新感染半島 ファイナル・ステージ』を視聴すれば、一連の流れがわかるのでセットで視聴してみてください。
『ソウル・ステーション・パンデミック』映画を見た感想
・『新感染 ファイナル・エクスプレス』の前日譚ストーリーである
『ソウル・ステーション・パンデミック』は、高速列車内で発生した感染パニックを描いている『新感染 ファイナル・エクスプレス』の前日譚のストーリーが描かれています。
『新感染 ファイナル・エクスプレス』で主人公が乗っている高速列車で感染が引き起こされる原因を作ったのは一人の女性でした。女性は、足に傷を負って挙動不審な素振りを見せていて、本作の主人公、ヘスンの声を担当したシム・ウンギョンです。2つの作品で、同じ女優が登場キャラクターを演じているので注目してみてください。
・韓国発のアニメーション映画
『ソウル・ステーション・パンデミック』を手がけたヨン・サンホ監督は、韓国のアニメーション映画の先駆者とも言われています。韓国映画といえば、実写版が高く評価されていることで知られています。実際、日本のアニメーション映画と比較すると、本作の映像クオリティに大きなギャップを感じるかもしれません。しかし、数少ない韓国のアニメーション映画としては、貴重であるとも言えます。
キャラクターたちの動きは鈍いですが、奇妙に見える部分がゾンビ映画としては良いスパイスとなっていて違和感なく楽しめました。
・『新感染 ファイナル・エクスプレス』で描かれなかった裏設定が見れる(※ネタバレ)
ここからは本編に関する重要な内容が書かれているためネタバレ注意です。
私は、『新感染 ファイナル・エクスプレス』を視聴した後に、『ソウル・ステーション・パンデミック』を視聴しました。すると、なぜ人をゾンビ化、暴徒化させるウイルスが拡散されてしまったのか、その原因が明らかになっていました。また、瞬く間に感染が拡大していくことによって、軍の機能が失われていくリアリティも描かれています。『新感染 ファイナル・エクスプレス』では暴徒化した人たちが全速力でソウル駅内を走り回る場面が印象的ですが、そこにつながるワンシーンもありました。
『新感染 ファイナル・エクスプレス』をみる前より、先に見てから『ソウル・ステーション・パンデミック』の視聴をお勧めします。
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